U−22日本、招集は各クラブ2人まで

来年のロンドン五輪出場権獲得を目指すU−22日本代表が、11月のアジア最終予選2試合について、代表選出を各クラブ2選手までに限定することが13日、わかった。この日行われたJリーグ強化担当者会議で、日本協会・原博実技術委員長が説明した。

 U−22日本代表は11月22日にバーレーン戦(アウェー)、同27日にシリア戦(国立)を戦う。代表選手はこの間J1、J2とも2試合に出場できないが、同期間はリーグ優勝争いや残留争いのクライマックスにあたるため、クラブ側から従来の選出制限「3」では影響が大きすぎるとの反発が出ていた。9月21日のマレーシア戦(鳥栖)ではMF清武らのC大阪と、FW原口らの浦和が3選手を供出している。原委員長は「今回は時期を配慮してのこと。今後は基本的には3でお願いしたい」と話した。

 日本協会はこの日、代表候補合宿(17〜19日、東京)に参加するメンバー24人を発表。高卒ルーキーMF柴崎岳(19)、DF昌子(しょうじ)源(18)=以上鹿島=や、元プロ野球横浜で現解説者・高木豊氏の長男、FW高木俊幸(20)=清水=ら6人が初選出された。