東電マリーゼ、J1仙台が受け入れへ=来季、チャレンジリーグに加盟

Jリーグ1部(J1)の仙台が、東京電力福島第1原発事故を受け活動休止となった東電女子サッカー部「マリーゼ」の選手を受け入れ、来季から日本女子サッカーリーグなでしこリーグ)下部のチャレンジリーグに加盟する方向であることが13日、分かった。同日のなでしこリーグ理事会で東電側から仙台と交渉に入ることが報告され、理事会も選手移管先として承認した。
 この問題では、複数のJクラブが選手受け入れ先の候補になっていた。なでしこリーグ田口禎則専務理事によると、東電が練習環境や選手の再就職先などの条件を考慮し、交渉先を仙台に絞った。田口専務理事は「Jのクラブが協力してくれて非常にありがたい。15人ほどが(仙台に)移り、新たに入団する選手もいると聞いている」と話した。