浦和新監督「一丸でJ1残留」=昇格の堀氏始動

Jリーグ1部(J1)浦和の堀孝史新監督(44)が20日さいたま市内で就任後初めてトップチームの練習を指導した。J2降格圏の16位に低迷する浦和は、同日付でゼリコ・ペトロビッチ前監督(45)を解任。ユースチーム監督だった堀氏の昇格を決めた。
 新監督は練習後「きのう(橋本光夫)社長から『やってくれ』と言われた。J1残留が至上命令。とにかくチーム一丸で頑張るだけ」と話し、リーグ戦残り5試合に懸ける意気込みを示した。
 現役時代は1998年まで浦和に在籍。ユース監督としては、トップでレギュラーとなったFW原口、MF山田直らを指導しており、「ユース出身者だけでなく、全員の力が必要。誰一人、諦めてはいない」と選手の結束を強調した。22日、横浜Mとのアウェー戦が初采配となる。