ファーガソン:「史上最悪の日」

マンチェスター・ユナイテッドは23日、プレミアリーグ第9節のマンチェスター・シティ戦に臨み、1−6と大敗した。本拠地オールド・トラフォードでのまさかの完敗に、アレックス・ファーガソン監督は、「サッカー人生最悪の日」と肩を落としている。

ユナイテッドがホームで6失点を喫するのは、1930年代以来とのこと。シティ戦で最悪の敗戦は、1955年の0−5という結果だという。

長年ユナイテッドを率いるファーガソン監督でも、これほどの敗北は経験したことがない。同指揮官は試合後、イギリス『スカイ・スポーツ』で次のようにコメントした。

「我々にとって、史上最悪の日だ。しかし、我々はカムバックする。それがチャレンジだ。大抵のシーズンは、我々の方が有利だったが、今は違う。ここからリアクションしなければいけない。それは疑いの余地がないことだ」

「失望しているよ。私の人生の中で、最悪の敗戦だ。選手たちにしても、1−6で負けたことがある者はいないと思う。みんなが失望している。それが違いを生むはずだ」

ファーガソン監督は、47分のDFジョニー・エヴァンズの退場が大きく影響したと分析している。

「退場が大きかったと思う。このスコアは信じられないものだ。最初の25分、我々は完全に試合を支配していたよ。相手が先制点を決めたのは事実だが、まだ挽回することはできた。退場者を出したことが決定打になってしまったね」

大一番で敗れたユナイテッドは、首位シティとの勝ち点差が5になっている。