バルサ、今季初の無得点で首位陥落…レアルがC・ロナウドのハットで暫定首位

 22日にリーガ・エスパニョーラ第9節が行われた。

 ホームでセビージャと対戦したバルセロナは、相手ゴールを攻め立てるものの、相手GKの好セーブに阻まれてしまう。74分には負傷明けのセスク・ファブレガスをピッチに送り込むも、ゴールネットを揺らすことができない。後半ロスタイムにはPKのチャンスを得るも、リオネル・メッシのシュートはGKにストップされ、0−0で試合終了。今シーズン初となる無得点試合で連勝は3でストップし、首位から陥落した。

 今夏に大型補強を施したマラガのホームに乗り込んだレアルは、前半から相手を圧倒。11分、アンヘル・ディ・マリアのスルーパスに反応したゴンサロ・イグアインがGKをかわして先制点を奪うと、その後はクリスティアーノ・ロナウドが爆発する。23分、ディ・マリアのクロスを左足で合わせてゴールネットを揺らすと、28分にはドリブル突破から強烈なシュートを叩き込み3点目。38分には、CKからセルヒオ・ラモスが頭で折り返したボールを右アウトサイドで巧みに合わせて4点目を奪い、今シーズン3度目となるハットトリックを達成した。

 その後は追加点こそ挙げられなかったものの、4−0でマラガを粉砕。リーグ戦4連勝でバルセロナをかわし暫定首位に浮上した。23日の試合でビジャレアルと対戦するレバンテが勝利すれば、レバンテが首位に浮上することになる。