＜Ｗシリーズ＞カージナルスがサヨナラ勝ち ３勝３敗に

【ニューヨーク支局】米大リーグのワールドシリーズ（７回戦制）第６戦は２７日、セントルイスのブッシュ・スタジアムで行われ、王手をかけられていたカージナルス（ナ・リーグ）が延長十一回、１０−９でレンジャーズ（ア・リーグ）にサヨナラ勝ちし、３勝３敗の五分に戻した。第７戦は２８日、セントルイスで行われる。

　レンジャーズは一回にハミルトンの適時打で先制。カージナルスはその裏、バークマンの２ランで逆転した。レンジャーズは４−４の七回表、Ａ・ベルトレ、クルーズの連続ソロとキンスラーの適時打で３点を勝ち越したが、カージナルスは九回２死からフリースの右越え三塁打で追いついた。十回、レンジャーズはハミルトンの２ランで再び勝ち越したが、カージナルスもバークマンの適時打などで同点。十一回、カージナルスがフリースのソロでサヨナラ勝ちした。

　レンジャーズは元広島のルイスが先発し、六回途中から継投。地元のカージナルスはガルシアが先発したが、三回で降板した。