2試合連続ゴールの長友「信じて飛び込んだ結果がゴールにつながった」

悪天候により順延されていたイタリア・セリエA第11節のジェノアインテルが13日に行われ、インテル長友佑都の2試合連続ゴールでジェノアに1−0と勝利し、勝ち点20とした。

 長友は左サイドバックとしてフル出場し、後半23分にアルバレスの右クロスにヘッドで飛び込み、ゴールにたたき込んだ。この貴重なゴールに主将のサネッティは恒例の“お辞儀パフォーマンス”で祝福。長友は守備でも活躍を見せ、終盤のピンチを体を張って防ぐなど、攻守にわたって勝利に貢献した。
 以下は、試合後の長友のコメント。

「(2試合連続ゴールについて)まあ、ゴールを決めて負けたら意味がないんで、今日はゴールを決めて勝てたということで、すごくうれしいですね。アルバレスが持った時に、彼の左足ならあそこに来るんじゃないかという気がしました。すごく感じたんで、信じて飛び込んだ結果がゴールにつながって良かったと思います。

(よくイタリアでは「このゴールを誰にささげるか」と聞くが、今回のゴールは誰に?)誰に……っていうか(照れ笑い)、やっぱり応援してくださった皆さんに、皆さんにささげます。

(今日は7番=マルコ・ロッシ=のマークが課題だったか?)そうですね、かなり走る選手で裏も狙ってくる選手だということを聞いていて、監督にも気をつけろということはずっと言われていて、それを抑えて攻撃をどんどん仕掛けていこうと。

(献身的守備で猛攻をしのいだが)アウエーだし、ジェノアは波に乗っている良いチームなのでああいうシーンは絶対に起こり得ると思っていた。でも、いいポジションで守れて良かったなと思いますけど。

(前節と今回の活躍で、自身のプレースタイルが確立できたようなところは?)うーん、どうなんですかね。まあ、どうやれば自分が生きたり、生かされたりするのかという手応えはつかんでいます。まだまだ課題もあるし、直さないといけない部分はたくさんある。しっかり謙虚な気持ちを持って練習に励みたいですね。

(順位表も上がったが)ホントっすね。まあ、一戦一戦やるだけですけどね。徐々に内容的にも良くなってきていて、けが人も戻ってきているんで、もっともっと良くなっていくんじゃないかと思います」