サントス戦で得点を決めた酒井に伊紙が注目「右サイド版の長友」

TOYOTA プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2011」の準決勝が14日に行われ、柏レイソルサントスFCが対戦。南米王者サントスが3−1で柏を下し、決勝進出を決めた。

 試合には敗れたものの、柏の日本代表DF酒井宏樹は積極的なオーバーラップを幾度となく披露。けがの影響を感じさせないプレーぶりで、54分にはCKから高い打点のヘディングシュートを叩き込み、チーム唯一の得点をマークした。

 この活躍に、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の電子版は、酒井を「破壊力のあるサイドバック」と称し、名前の後に追記された注釈では、イタリアのインテルでプレーする日本代表DFの長友佑都と比較。「右サイド版の長友。(長友より)少しスピードは劣るが、フィジカルは上」と紹介している。

 成長著しい酒井には、クラブワールドカップ準決勝で対戦したサントスを始め、ヨーロッパの中堅クラブが獲得に感心を示しているが、世界中で放送されたサントス戦での活躍で、注目度はさらに高まったと言えそうだ。