<大リーグ>黒田、ヤンキースへ 1年1000万ドル

 【ニューヨーク小坂大】米大リーグ・ヤンキースは26日、ドジャースからフリーエージェント(FA)になった黒田博樹投手(36)と1年契約を結んだことを正式に発表した。

複数の米メディアによると、年俸は1000万ドル(約7億7000万円)。名門球団で先発陣の一角を担うことを期待される。エースのサバシア、マリナーズから獲得した若手の大型右腕ピネダに続き、「3、4番手」の座を今年が3年目のノバと争うことになる。

 黒田はヤンキースを通じて「歴史があり、偉大な選手も多い球団の1人となり、とてもうれしく誇りに思う。ヤンキースのメンバーとして、シーズンを通してベストを尽くして、チームの最終目標であるワールドシリーズの優勝に貢献したい」とコメントした。

 黒田は広島から08年にドジャース入り。昨季は13勝16敗で防御率3.07。通算成績は41勝46敗で防御率3.45だった。ヤンキースは今オフに、レッドソックスでプレーした岡島秀樹投手(36)ともマイナー契約を結んでいる。