ソフトバンク1位指名は“九州のダル”

ソフトバンクが27日のドラフト会議で、宮崎日大武田翔太投手(18)を1位指名することが12日、分かった。

 武田は甲子園出場経験こそないが、1メートル87の長身から最速151キロの球威を誇る。変化球も球の角度や球速を変えた3種類のカーブ、縦横2種類のスライダー、シュート、チェンジアップと多彩で、その体形に加えしなやかな腕の振りなどから「九州のダルビッシュ」と呼ばれ、各球団が上位候補としてリストアップしている逸材だ。

 球団では7月の宮崎大会を小林至取締役(43)ら球団幹部が直接視察。将来のエース右腕になり得る存在かどうかを確認している。準々決勝で敗退したものの、その高い評価は揺るがなかった。