上原ぶち壊し!適時打と特大弾浴びる、建山初登板で無失点

米大リーグのア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第3戦は11日(日本時間12日)デトロイトで行われ、レンジャーズは2−5で敗れ、対戦成績は2勝1敗となった。レンジャーズの上原浩治投手(36)は2番手で登板も、2/3を投げ、適時打と特大弾を浴び降板。建山義紀投手(35)は4番手でプレーオフ初登板を果たし、2/3を無失点に抑えた。

1点を先制したレンジャーズは、元広島の先発・ルイスが四回、ビクター・マルティネスに同点弾。五回、カブレラに適時二塁打で勝ち越しを許した。

 六回、ペラルタのソロ本塁打で1−3とされ、二死一塁となったところで上原が登板。いきなり二盗を許すと、ジャクソンに外角低めの直球を中前に弾き返され4点目を献上。七回もそのままマウンドに上がったが、先頭のカブレラに左翼上段に運ばれ、リードを広げて降板した。

 レイズとの地区シリーズで一発を浴びて以来となる、プレーオフ2度目の登板も被弾となった。

 建山は八回一死で登板。左翼線に二塁打を打たれたものの、左飛、中飛に打ち取り切り抜けた。