全日本女子・狩野舞子がトルコ１部ベジクタシュへ移籍＝バレー

　バレーボール全日本女子で、イタリア１部リーグのパビアに所属する狩野舞子が、トルコ１部リーグのベジクタシュに移籍することが１９日、明らかになった。狩野の所属事務所が発表した。狩野はトルコ１部リーグでは初の日本人プレーヤーとなる。

　今回の移籍にあたって、狩野は「世界でもトップレベルのリーグで、今の実力がどれほど通用するかはわかりませんが、イタリアでの経験を活かしたい」とコメント。また、ベジクタシュのシスタン監督も「チームにとって価値ある存在。一日も早いチームへの合流を楽しみにしている」と、期待感を示した。

　狩野は２００７年にＶ・プレミアリーグの久光製薬に入団すると、０９年に全日本に選出されるなど活躍。１０年に左アキレス腱を断裂する大ケガに見舞われたものの、同年１１月にイタリアのパビアへ移籍。１１年には２年ぶりに全日本に復帰していた。