.「FW補強を」浦和前監督が最後の提言

J1浦和を解任されたゼリコ・ペトロビッチ前監督は23日、さいたま市大原サッカー場を訪れ、選手に最後の別れを告げた。「選手としても指導者としてもこのクラブが自分のクラブであることは変わらない」と浦和愛を口にした。

 就任中の8カ月間、クラブに対して様々な提言をしてきた。「未来のためにということを話してきた。クラブの中での話なので出せないが、1つはFW補強をしないといけないという話。チャンスは作るが点を取る選手がいない」と話した。

 リーグ戦こそ降格危機だが、ナビスコ杯は決勝進出。「決勝の場に立てないのが痛い思い」と心残りも口にした前指揮官。涙ながらに車に乗り込み、クラブハウスを後にした。