デル・ピエーロ:「40歳までプレーする」
ユヴェントスFWアレッサンドロ・デル・ピエーロが、スペイン『パイース』のインタビューで、今後3年間は現役としてプレーを続けたいとの希望を強調した。だが、移籍先については明言を避けている。
今季終了後にユヴェントスを退団予定のデル・ピエーロ。いつまでプレーを続けたいかと聞かれると、「40歳だね」と返答した。一方で、キャリア最後のチームとなるのはどのクラブかと尋ねられると、次のように述べるにとどまっている。
「その質問には答えたくないね。今の僕が望んでいるのは、あまり考え過ぎることなく、キャリアのこのステージを終えることなんだ」
また、これまで一緒にプレーした中でのベストプレーヤーは誰かと聞かれると、デル・ピエーロはこのように答えている。
「間違いなく、(ロベルト・)バッジョだ。(ジネディーヌ・)ジダンや(ウラジミール・)ユーゴビッチと一緒にね。ジズーとバッジョは、技術的にとても素晴らしかった」
ミランFWズラタン・イブラヒモビッチの自伝が先日から世間を賑わせており、特にバルセロナのペップ・グアルディオラ監督に手を上げることもいとわないという姿勢は物議をかもした。デル・ピエーロは同選手について、次のように話している。
「僕にも(手を)出してきたら? 僕が殴るさ(笑) 普段のズラタンは、とても穏やかな青年なんだ。でも彼は、自分と周囲の人間に、常に最大限を求めるんだよ」
なお、ユヴェントスのアンドレア・アニェッリ会長は14日、イタリア『スカイ・スポーツ』で、デル・ピエーロについて聞かれると、このように答えている。
「私の発言がいろいろな解釈をされたが、デル・ピエーロとは前回の契約更新のとき、これが最後になると言うことで合意していたんだ。私はただ、彼に賛辞を送りたかっただけだよ」
「デル・ピエーロはユヴェントスで歴史をつくった。クラブや私のオフィスの扉は、常に彼に対して開かれている。デル・ピエーロとユヴェントスは唯一無二なんだ。それを言えるのは、(ジャンピエロ・)ボニペルティや(ミシェル・)プラティニなど、ごく限られた人だけだよ」