大津弾&東弾で2―0 日本、アウエーで勝ち点3!…五輪最終予選

 ◆ロンドン五輪アジア最終予選C組第2戦 バーレーン0―2日本(22日・バーレーンナショナルスタジアム) 来年のロンドン五輪で5大会連続9度目の本大会出場を目指す日本が敵地でバーレーンと対戦。2―0で快勝し、アウエーで貴重な勝ち点3を挙げた。

 関塚ジャパンは大迫をワントップに据えた4―5―1で臨んだ。初の海外組参戦となった大津が左攻撃的MFで初スタメンを飾った。

 日本は前半44分、右CKを相手GKがパンチング。こぼれ球に走り込んだ大津が倒れ込みながら、右足でシュート。ゴール右隅に蹴り込み、先制した。後半22分には扇原の左クロスから山田直がシュート。GKがはじいたところに走り込んだ東が左足でゴール。強烈な一発が決まり、1点を追加した。

 日本は9月の第1戦・マレーシア戦に続く勝利で勝ち点6。27日、東京・国立競技場での第3戦でシリアと対戦する。

 大津祐樹「結果を出すことにこだわっていたので、結果を出せてよかった。ゴールといういい形でチームに貢献できた」

 東慶悟「(追加点は)うまく決められた。チームが楽になった。全部勝ってロンドンに行きたい」

 関塚隆・U―22日本代表監督「パススピードが出ず本来のサッカーではなかったが、勝ち点3が取れて良かった。皆が今日の戦いを理解し、チームで勝った」

 原博実日本サッカー協会強化担当技術委員長「簡単な試合にはならないと思ったが、狙っていたリスタートで点を取れて落ち着いた。相手はA代表の選手もいて心配していたが、滑りやすいピッチでも落ち着いてやってくれた」

 ◆日本代表スタメン
 ▽GK
 権田修一(22)=F東京=
 ▽DF
 比嘉祐介(22)=流通経大=
 浜田水輝(21)=浦和=
 鈴木大輔(21)=新潟=
 酒井宏樹(21)=柏=
 ▽MF
 扇原貴宏(20)=C大阪
 山本康裕(22)=磐田=
 山田直輝(21)=浦和=
 大津祐樹(21)=ボルシアMG=
 東慶悟(21)=大宮= 
 ▽FW
 大迫勇也(21)=鹿島=