西武、中島のポスティングでの米球界移籍容認

 西武・中島裕之内野手が22日、埼玉県所沢市内の球団事務所を訪れ、ポスティングシステム(入札制度)による米球界移籍を訴えた。球団側は主将として、最下位からCS進出まで巻き返した中島の功績をたたえ、申し出を容認した。

 中島は「ポスティングでのMLB移籍を容認していただいて感謝している。WBCで初めてメジャーの球場の雰囲気を味わえ、打席から見た風景に胸が熱くなった」という。FAによる移籍ではないため、希望球団に関しては「どこの球団とかはないです」といい、ショートのポジションで挑戦することも明かした。