浅田真央、帰国会見「さらによい滑りを」

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、ロシア杯(25〜27日)で優勝を果たした浅田真央中京大)が29日帰国し、成田空港で記者会見した。

 GPファイナル(12月9〜11日、カナダ・ケベック市)出場を決めたことについて、「優勝という結果でファイナルを迎えられることは、自分にとってよい流れだと思う」と笑顔で語った。

 3季ぶりのGPシリーズ優勝となったロシア杯については、「もう少しショートプログラムの勢いを出して、フリーでもミスをなくしたい。自己採点は60点」と満足はしていない様子。

 2008年以来3季ぶりの出場となるGPファイナルへ向け、「さらによい滑りをお見せしたい」と誓った。今大会で回避したトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)についても、「あきらめているわけではない。ファイナルに向けて精いっぱい頑張りたい」と意欲を見せた。