日本サッカー協会、W杯最終予選の「悪待遇」で北朝鮮協会に意見書 

日本サッカー協会は28日、ワールドカップ(W杯)アジア3次予選の北朝鮮戦(15日)のため平壌入りした日本代表チームや日本人観戦ツアー客への対応をめぐり、北朝鮮協会に意見書をファクスで送付したことを明らかにした。

 意見書はA4用紙5枚におよび、チームについては約4時間かかった入国審査、当初フロア間移動が認められなかった宿舎、食料品の持ち込み禁止などの問題点を列挙。観戦ツアー客に対する日本国旗の持ち込み禁止や、計10人しか許可されなかった取材制限などにも触れており、国際サッカー連盟(FIFA)やアジア連盟(AFC)にも送付した。28日夕まで北朝鮮側からの回答はないという。