白鵬、全勝優勝ならず…稀勢の里は5敗

 大相撲九州場所千秋楽(27日・福岡国際センター)――21度目の優勝を13日目に決めていた白鵬は、把瑠都のはたき込みに足が流れて14勝1敗。大関昇進が確実となった稀勢の里は、苦手の琴奨菊の出足に圧倒され、10勝止まりだった。

 新大関琴奨菊把瑠都とともに11勝4敗。三賞は、若荒雄と新入幕の碧山が敢闘賞を獲得、技能賞は稀勢の里で、いずれも初受賞。殊勲賞は該当者がいなかった。