バルサ4発圧勝、メッシはゴールならず/クラブW杯

トヨタ・クラブW杯準決勝(15日、アルサッド0−4バルセロナ、横浜国際)アドリアーノが2得点を奪う活躍などで、バルセロナが圧勝した。約1年ぶりの来日となったアルゼンチン代表のメッシは、1アシストもゴールはならなかった。

バルセロナは開始早々から猛攻。前半25分、左からのクロスを、ゴール前でアルサッドのGKとDFが処理にもたつく間に、アドリアーノが押し込み先制点を奪った。

 バルセロナは前半39分にビジャが負傷し交代するアクシデントに見舞われたが、43分にアドリアーノが左足でゴール左に叩き込み2点目。圧倒し前半を終えた。

 後半19分には、メッシからの縦パスをゴール右で受けたケイタが左足で決め3点目。36分には途中出場のマクスウェルが左足で決め4点目を挙げた。

 勝ったバルセロナは2年ぶり3度目の決勝進出。18日に南米代表のサントスと対戦する。敗れたアルサッドはアジア勢として初の決勝進出を逃し、18日の3位決定戦で開催国代表の柏と対戦する。