モウリーニョ:「責任は私にある」

レアル・マドリーは18日、コパ・デル・レイ準々決勝ファーストレグでバルセロナと対戦し、ホームで1−2と敗北を喫した。ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後、敗戦の責任が自身にあると話している。また、物議を醸しているDFペペについては、後日処分が下される可能性もあると述べた。

FWクリスティアーノ・ロナウドのゴールで11分に先制したマドリーだが、後半の立ち上がりにセットプレーからDFカルレス・プジョールに同点に追い付かれる。77分にはDFエリック・アビダルに逆転ゴールを決められ、ホームのファンにブーイングを浴びせられてピッチを後にすることとなった。

計9回の「クラシコ」で、昨季のコパ決勝の1勝しか挙げていないモウリーニョ監督は、次のように話している。

「(ファンの反応は)常に理解している。だが、試合前も終わってからも、(ブーイングを)聞くことはない。責任は私にある。特に負けたときはね。勝利には多くの生みの親がいるが、敗北の場合は一人だけだ。私は長くサッカー界にいる。それを理解しているよ。(昨季の)コパ決勝で勝ったときは、全員が称えられた。だが、負ければその“親”は私だけだ」

前半にイエローカードをもらっていたペペは、1−1のタイスコアで迎えた後半、メッシの手を踏みつけた。だが、主審はこのシーンを見ていなかったため、ペペに対する処分はなかった。議論を読んでいるペペの行動について、モウリーニョ監督は後日処分が下される可能性があると話している。

「私はペペがしたことを見ていない。見てみなければいけない。彼はチームのために素晴らしい仕事をした。何かあったのか、私は見ていないんだ。だが、意図的なことだったなら、もちろん処分可能だ」

また、モウリーニョ監督はC・ロナウドのプレーについて、「私は彼がウチのベストプレーヤーだったと見ている」とコメント。来週行われるセカンドレグに向け、「まだ勝負はオープンなままだ。難しいことだがね」と、逆転を諦めてはいないと語った。