【MLB】身分詐称のインディアンス投手が釈放

クリーブランド・インディアンスファウスト・カルモナ投手が、身分詐称により母国ドミニカ共和国で逮捕され、20日に保釈された。

 カルモナの本名はロベルト・ヘルナンデス・ヘレディアで、実年齢も公表されているものより3歳上の31歳だという。19日にビザの更新のために訪れた米国領事館の外で逮捕された。1万3000ドル(約100万円)の保釈金を払って20日に釈放され、「ファンや米国政府、インディアンスに謝りたい」と涙ながらに謝罪した。

 同選手は2006年にインディアンスでメジャーデビューし、翌07年から先発に転向するといきなり19勝(8敗)をマーク。昨季は32試合に登板し、7勝15敗、防御率5.25の成績だった。身分詐称では、昨年9月にレオ・ヌネスの偽名でプレーしていたフアン・オビエド投手(マーリンズ)も同国で逮捕されている。(STATS-AP)