日本、6戦目で初白星 エジプトに逆転勝利=男子バレーW杯

 来年のロンドン五輪出場権をかけたバレーボールのワールドカップ男子第6戦が27日、マリンメッセ福岡などで行われ、日本はエジプトを3−1(27−29、25−17、25−23、25−12)で破り、今大会初勝利を挙げた。1勝5敗で勝ち点を5に伸ばした日本は9位に浮上した。

 エジプトのエースであるアハメド・アブデルハイの強打に苦しみ、第1セットを接戦で落とした日本だったが、第2セットに入って反撃。清水邦広パナソニック)、米山裕太東レ)らがスパイクを決めて、このセットを奪取する。

 これで勢いに乗った日本は、第3セットもエジプトのミスを見逃さずにを奪うと、第4セットも焦りからミスを連発するエジプトから得点を重ねる。最後はエジプトのサーブミスで、日本が第4セットを連取して勝負を決めた。

 6試合目にしてようやく初勝利を挙げた日本、次戦は28日にここまで全敗の中国と対戦する。