高山が2勝目、賞金王は2年連続韓国勢に決定

 「カシオワールドオープン」(27日、Kochi黒潮CC)

 最終ラウンドが行われ、首位でスタートした高山忠洋(法仙坊GC)が最終18番パー5のイーグルなど通算15アンダーとスコアを伸ばし、3月の開幕戦・東建カップ以来の今季2勝目、ツアー通算5勝目を挙げた。

 プロ10年目での初優勝を目指した宮里優作(フリー)は13アンダーで2打差の2位となった。

 3アンダーーの15位でスタートした石川遼パナソニック)は、6バーディー、2ボギーの68で回り、通算6アンダーで11位。石川とともに2連勝で逆転賞金王の可能性があった小田孔明(フリー)は7アンダーの7位、谷口徹(フリー)は2オーバーで46位に終わった。

 これで今季の賞金王はベ相文(韓国)に決まり、昨年の金キョン泰に続き、2年連続韓国勢が頂点に立った。