イブラ:「インテルは守るだけだった」

ミランは15日のミラノダービーインテルに0−1と敗北を喫した。エースのFWズラタン・イブラヒモビッチは、ミランのパフォーマンスが良くなかったことを認めている。だが一方で、インテルの戦い方が守備的だったとも主張した。

ホーム扱いの直接対決を落とし、インテルに勝ち点5差へと詰め寄られたミラン。首位ユヴェントスにも1ポイント差をつけられ、ミランは2位へと転落している。イブラヒモビッチは母国スウェーデンのメディアで、次のように話した。

「昨日のオレたちは良い試合ができなかった。シュートをたくさん打てなかったしね。常にボールを持っていたが、危険なプレーができなかった。インテルは守るためだけにピッチへ向かってきたと思う。オレたちのミスを待っていたんだ。そして、それを実現させた」

「オレにも良いボールがあまり来なかったね。だから、ある時点でもっとペナルティーエリアの中にいることにしたんだ。繰り返すけど、昨日の試合の鍵は、インテルがうまく守り、ミランが前線でベストのプレーをできなかったことにある」

それでも、イブラヒモビッチは、ダービーでの黒星が致命的なわけではないとも主張した。

「オレたちは負けた。でも、まだインテルには5ポイント差をつけている。昨日の試合が決定的なものだとは思わない。試合はまだたくさん残っているんだ。常に良いプレーをすることはできない。今は水曜の試合(コッパ・イタリア)と日曜の試合に集中しよう」